企業・団体の経営層、マネージャー層にとって、コーチング・スキル、コーチング的なコミュニケーションは、いまや身に付けるべき標準の技能になっています。その背景には、リーダーシップのあり方が、以前と様変わりしていることがあります。「俺についてこい」という求心型・管理型のリーダーシップから、部下の思いを引き出し、自発的な思考と行動を促していくリーダーシップへと変わっているからです。そのために上司と部下の信頼関係を構築するためのコーチングを使えるリーダーが求められているのです。
企業へのコンサルティングを行う中小企業診断士やコンサルタントにとっても、コーチング技能は必須になっています。中小企業庁からもコーチング技能を使って経営者に伴走し、ともに課題を解決していく「伴走型」の支援が求められています。その一方で、コーチングを使える診断士、コンサルタントは限られています。助言理論を知っているというレベルで、実際にコーチング技能を使える方は少数です。結果としてクライアントに満足のいく成果をもたらされていないのが実情です。
クライアントや組織に属する方は、当たり前ですが「人」です。人には気持ちがあります。別の見方をすれば、「組織は人の気持ち」からできています。その気持ちにアクセスすることができなければ、ビジネスでの成果や部下との信頼関係を築くことはできません。
本講座で、実践に役立つ「使えるビジネスコーチング」を学んでみませんか。
講座の特徴・特典
・一般社団法人中小企業診断士活躍推進協会認定ビジネスコンサルティング・コーチ養成講座プロフェッショナルコース、同協会認定ビジネスコンサルティング・コーチ資格取得受験の準備講座の対象にもなっています。
・講座終了後、講師、アシスタントの認定ビジネスコンサルティング・コーチによる個別コーチングを受けることができます（無料３０分ZOOMにて実施）
対象者
●企業・団体の経営者、管理職・マネージャー
●独立中小企業診断士、各種コンサルタント、診断士試験勉強中の方
●将来独立するために、所属する職場でコーチングを活かし、実力を高めたい企業内診断士の方。コーチングを活用して組織のチームビルディングを作っていきたいリーダー。
担当講師 中町 英樹
・一般社団法人中小企業診断士活躍推進協会代表
・一般社団法人日本エグゼクティブコーチ協会 認定エグゼクティブコーチ
・経済産業大臣登録 中小企業診断士
・世界NO1ビジネスコーチ、マーシャル・ゴールドスミス博士直伝
◆講師からのメッセージ
多くの経営者、マネージャー、コンサルタントは、部下やクライアントの「気持ちに寄り添う」ことへの理解と実践が不足しているめ、組織の開発や有効なコンサルティングには至らず、結果として部下のやる気を削ぎ、クライアントを逃しています。部下もクライアントも感情を持った人間です。そこにアクセスしない限り、相手に寄り添うことはできず成果を引き出すことはできません。本講座では部下やクライアントに寄り添うための技能である「気持ちを感じる力」「聴く力」「質問する力」を磨いていきます。われわれが目指すのは、コーチングのできるリーダーでありコンサルタントです。多くの方にコンサルティング・コーチングをぜひ身に付けていただきたいと思います。
講座詳細
開催日：２０２４年 ６月８日(土)・９日(日) 全２日間
講座開催時間：１０:００～１７:００（昼休憩１時間） 受付開始時刻：９：４０
会 場： メイツユニバーサルコンテンツ オフィス
東京都千代田区平河町一丁目1-8 麹町市原ビル４Ｆ
※アクセスはこちら （株）メイツユニバーサルコンテンツＨＰ
https://www.mates-publishing.co.jp/aboutus#hq-access
受 講 料 38,500円（税込）
ＡＡＳ名古屋受講生・卒業生は別途割引あり
定 員 20名
講座内容
1日目
・最近のコーチング活用の広がり
・コンサルティングとコーチングの違い
・コーチングコミュニケーションのすすめ
・コーチング概論ークライアントを成功に導く
・コーチングの目的
・コーチングセッションの仕組み
・傾聴技法ーコーチングの「聴く力」とは
・人は他人の話を聴くことができない
・コーチが身に付ける積極的傾聴とは ＊随時コーチングの実践を行います
２日目
・質問技法ー「問いかける力」を高める
・日常の質問とコーチングの質問の違い
・質問する目的
・質問の心得①～⑤
・質問の種類と質問例
・コーチング８つのステップ別質問例
・個性感知ー自分と相手を感じる力
・コーチに求められる自己基盤
・クライアントの４つの行動スタイルを知る ＊随時コーチングの実践を行います
お申込み
下記のボタンをクリックし、AAS名古屋ホームページより申込みをお願いいたします。